要素技術真球状複合化粒子 造粒技術
真球状複合化粒子は、戸田工業が独自開発した造粒技術を用いて作製する、フィラーと樹脂からなる複合材料です。任意のフィラーを選択でき、フィラーに由来する機能を付与した造粒体が作製できます。また戸田工業では複数種のフィラーを製造しており各種提案も可能です。
- 特徴
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- 高流動性
- 流動性にすぐれた真球状の造粒体です。
- 粒子特性のコントロール
- シャープな粒度分布を維持しながら粒子径のコントロール(20~70μm)が可能です。
- フィラーの高充填化
- フィラーを高充填することでその機能をより有効に発揮する造粒体が作製できます。
- 造粒構造
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フィラーは1種類(a)でも複数種類でも造粒が可能です。複数種類の場合は、フィラーがランダムに分散した造粒体(b)と、二重構造を持つ造粒体(c)を作製できます。
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- 造粒体の断面イメージ
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高充填構造であることが分かります。
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- 粒度分布(例)
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非常にシャープな粒度分布を示しています。
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- 安息角測定(例)
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安息角が25°より小さく、流動性指数の区分では「極めて良好」に属する高流動性を示しています。
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