メニューの開閉

戸田工業の人クロストーク

戸田イズムを知る

新入社員と先輩社員、5人の戸田工業人が仕事を語る

CROSSTALK MEMBER

泉尾京介
2021年入社
営業本部
事業推進部
松浦沙樹
2021年入社
創造本部商品開発1部
基礎技術開発1グループ
青木悠太朗
2022年入社
製造部
製造2グループ
阿川恵梨
2018年入社
営業本部
CS推進部
盆子原治己
2020年入社
生産技術部
プロセス開発グループ
1年目に感じていた不安
AOKI

僕は今1年目で先輩についていくのに必死なのですが、皆さん1年目のときはどんな壁にぶつかっていましたか?

AGAWA

私は文系出身なので、化学系の戸田工業ではもう分からないことが多すぎて(笑)。別世界にいる感じでしたよ。研修中に多くの方から会社や製品について教えていただき1つずつ勉強しました。

IZUO

コロナ禍での入社ということもあって、ほぼ1年目は研修のような感じでしたね。私も文系なので化学の専門知識がなくて、何が分からないのかすらも分からないという状態でした。

BONKOHARA

例えばメカシ(メカニカルシール)やグランド(グランドパッキン)等、化学用語/社内用語が当たり前のように出てきます。だから会議のときも分からない言葉は1つ1つメモして、後から調べていました。

MATSUURA

社内でのコミュニケーションが円滑にとれるか不安でした。当社の新入社員研修は約半年あり、全事業所を同期で回るのでその機会を利用して、私は人間関係を構築することを大切にしていましたね。

AOKI

皆さん、同じように苦労されてきたんですね。

若手の頃からチャレンジしたこと
AOKI

戸田工業は、若手の時から色々とチャレンジできる社風だと思ってます。皆さんはこれまで「こんなこと、やったぞ!」ということはありますか?

AGAWA

日々の業務で目の前のことを全力でやり切ったことが、今につながっている感じです。コロナ禍では物流も複雑になって大変だったけれど、ある意味楽しかった。皆で連携して乗り切った高揚感がありました。

MATSUURA

まだ「やり切った」まではいってないですけど、開発で「このテーマをやるか、やらないか」という選択肢を前にしたとき、「難しそうだから諦める」ではなくて、「やった方がいいと思うからトライする」ようにしています。

BONKOHARA

私も「挑戦」している状況で、プラントの立ち上げを担当しているのですが、別のプラントもやってみないか、と声をかけられて。もちろん業務的にはしんどくなりましたが、それを引き受けたというのが、自分の中では大きかったですね。

IZUO

営業でも一人で仕事を完結することはできなくて、開発部署だったり、関係者の力を借りて案件をやり遂げたときは達成感があります。あと私は海外留学の経験があって、海外の顧客との通訳を頼まれたのも嬉しかったです。

失敗したときの立ち回り方
AOKI

逆に、仕事を任せてもらって失敗したときはどうしていますか?僕はどうしても失敗したときのことをイメージしてしまいがちなんですけど...

AGAWA

どれだけ丁寧に仕事をしても失敗してしまうのが人間ですから。その後のフォローの方がずっと大事です。それに失敗から得ることも大きくて、今となっては「あの経験があったからこそ」と思えることも多いです。ミスを恐れずやり切ることが大切なんじゃないかな。

MATSUURA

私は実験をするときでも、周りの先輩に「こんなことをします」と予め伝えています。そうすれば、ミスが起こりそうなことに対してアドバイスをもらえたりするので。

BONKOHARA

想定外のことが起こるかどうかは、やってみないと分からないので、いかに同じ失敗を繰り返さないかが大事。失敗をしたからこそ、次は今まで以上に慎重に取り組む。それでいいんだと思います。

IZUO

失敗したときに、周りから「助けてあげたい」と思ってもらえるかどうかも大切ですよね。だからこそ日頃から人間関係を大切にしたり、日々の仕事を丁寧にやることが欠かせないと思います。やっぱりオープンな人の方が手を差し伸べたくなりますから。

AOKI

いつも泉尾さんには助けてもらっています。

IZUO

それはお互い様だと思っているよ。

メンバーそれぞれのモチベーション
IZUO

私からも開発職の松浦さんに質問があります。営業をしていると、技術者の方がこれまで積み重ねてきたことを、なんとか世の中に出していかないといけない使命感を感じるのですが、製品になるまでには何十年という時間がかかるじゃないですか。その間のモチベーションはどう保っているんですか?せっかくなので、皆さんのモチベーションも聞いてみたいです。

MATSUURA

確かに、開発した材料が最終的な製品になるまでに時間はかかります。でも、日々の研究開発の中で新たな発見があること自体に面白さもあって。他社の素材と比べて、どこか弱くて、どこか強いのか。その新たな発見の連続がモチベーションになっていますね。

AGAWA

去年の自分に比べて成長を実感することですかね。仕事の成果を半期ごとに評価する制度があるんですけど、そこでなりたかった自分になれていない、と見直すこともできて。前回より良くなるように、自分の仕事を振り返っています。

BONKOHARA

私は自分が設計したプラントからサンプルを出して、安定した品質で取引先にしっかりと基準をクリアして受理されることを目指して日々頑張っています。

AOKI

僕は師匠と言える先輩たちに「青木、分かってきたな。ようやるようになったな」と褒めてもらうことがモチベーションですね。

IZUO

当社の商品は、開発部署はもちろんのこと、製造も、生産プロセスも、デリバリーも、皆が連携することで生まれていますから。その皆の想いを背負ってセールスしていくのが営業の役割だと思っているので、日の目を見るような製品が1つでも2つでも世の中に増えていけるように頑張っていきます!

これからの目標について
AOKI

最後に、皆さんが今後チャレンジしてみたいことなどを聞いていいですか?

AGAWA

これまでずっとデリバリー関連の業務をしてきて、他の仕事を知らないことに悔しさもあって...。やらないと分からないことも多いので、会計や財務といった会社全体の数字を見ることだったり、色々なことに挑戦したいと思っています。

MATSUURA

開発部門は、さまざまな分野に関われるポジションでもあるので、少しずつですけど、自分の世界を広げていきたいですね。

BONKOHARA

生産技術部は開発チームと一緒に仕事をすることも多いので、商品開発にも興味が湧いています。いつか開発の分野も手がけてみたいと思うようになりました。

IZUO

社員インタビューでも答えたんですけど、営業という「売る側」を逆の立場で経験してみたくて、調達部門といった「買う側」を経験してみたいですね。調達を知ることで、初めて分かる部分もあると思うので。

AOKI

僕は泉尾さんの背中を追いかけていつか営業をやってみたいです。会社の大きな役割を担ってみたいな、と。

IZUO

そうなんですね。それは楽しみに待っています!